ほんの少しの気づきで変わる あなたの『ハッピーワーク』メソッド 

全ての働く女性に、快適で心地よい人間関係構築のためのちょっとしたヒントをお送りします

日本の常識は外国人の非常識?

おはようございます、MARIです。

毎日寒いですね、日本全国で冬将軍がきているようですし

今年の冬は例年になく寒い気がするのは私だけでしょうか・・・

 

寒いのは嫌いですが、寒いときに寒い所へ行くのは好きで、過去には流氷を見に

1人で紋別に行ったり(しかも2度!)したこともあります。

今気になっているのは、というか、かなり前からですが、蔵王樹氷です。

スキーは全くしない私ですが、一度は樹氷を見に冬の蔵王に行ってみたいと

思っています。

 

さて、本題です。

今朝テレビを見ていたら、2017年の春闘がスタートしたというニュースを

やっていました。

今年もベースアップの実施を促したとか・・・

 

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ベースアップというのは、ベアとも略され、給与のベース(つまり、基本給)が

一律で何%かアップするというものですが、このベースアップを毎年当たり前の

ように要求する春闘に、私はかなり前から違和感を感じています。

 

物価がどんどん上昇していた昔ならいざ知らず、成果主義が浸透している今、

何故給与を一律で上げる必要があるのか・・・

パフォーマンスに応じた昇給があればいいんじゃないの?と個人的には

思うわけです。

もちろん、働く側としては給与が必ず毎年上がるのは有難いことですが・・・

 

で、この時期、このベアの話題がでると思い出すことがあります。

外資系企業で報酬関係全般を担当していた時のことです。

外資系企業では、外部コンサル会社が実施する報酬調査というものに参加して、

競合他社がどのくらいの昇給を予定しているのか情報を得て、それを自社の

昇給額決定の際に加味するということをやるのですが、私は、これらの調査に

参加し、結果を踏まえたうえでその年の昇給額とその配分をトップに提案し

承認を得るという役割を担っていたことがありました。

 

この手の報酬調査の参加企業は殆どが外資系企業で、私がいた会社も、当然、

外資系企業を競合とみなし、その情報を得ようとしていたわけですが、一方で、

一応日本に籍を置く企業として大手日系企業の動向もおさえては置く必要もあり、

日本の会社の昇給率も必ず聞かれるわけです。

 

その時の説明で苦労したのが、この「ベア」です。

会社のトップは本国からきた外国人になるわけですが、海外にはこの「ベア」

という概念はありません。彼らの中で昇給と言えば、個々人のパフォーマンス

によって変わってくるものであり、全員を一律で昇給するなんて全くの想定外

です。

 

「賃金を全体的に底上げするってどういうこと??」

「何で、一律であげなくちゃいけないの?」

「評価結果に関係なく、出来の悪い社員の給与まであげるっていうこと?」

「何故、なぜ??」

となるわけです。

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勿論、あからさまにそんなことは言いませんが、怪訝そうな顔や、半分呆れた顔

を見れば言いたいことは分かります。

最後は、これは日本の慣習だから・・・という説明で無理やり納得してもらう

わけですが、困った、というか面倒だったのは、外資系企業ではトップは2-3年

単位で変わっていくということです。

特に私がいた企業では、日本の市場は大きく、日本のトップになるということは、

今後本社でかなり重要なポジションにつける可能性が高い将来有望な人材という

ことで、短期間で結果を出してすぐに本社へ戻るというのが普通だったこともあり、

1年もたたずに交代したこともありました。

トップが変わるたびに同じ説明をしなくてはならず、容易に想像できる反応に、

どう説明すれば少しは納得してもらえるのか毎回悩んだものです。

結局、誰にどう説明しても、反応は一緒でしたが…(苦笑)

きっと今でもこの説明、していると思います。

ベア、なくならないですもんね・・・

古き良き時代、時代錯誤って感じが私にはしますが、経団連の皆様からしたら

守るべき大切な「権利」であり、「主張」なのでしょうね。

そういえば、他にも似たようなことがありました。

外部に委託して社内アンケートを実施した際、その結果が「偏差値」で出てきた

ときです。

我々日本人にとったら、受験でお馴染みの「偏差値」も、外国人には概念自体が

分からないようで、説明にかなり手間取ったのを覚えています。

「偏差値60って、どれくらい?」

「100点満点の60点?」

「どういう計算?」

「で、いいの?悪いの?」

慣れ親しんでいる我々日本人にはすんなり入ってくる数字も、彼らにはさっぱり

理解不能で、それをいざ説明しようとしたら、実は自分も良くは分かっていな

かったことが分かった、という思い出があります(苦笑)

これもダイバシティなのかもしれないですね。

我々にとっての当たり前は、彼らにとっての当たり前ではない、という当たり前

のことを改めて思い出すことこそ、ダイバシティの一歩ですね。

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 Small Step Makes You Happy

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