ほんの少しの気づきで変わる あなたの『ハッピーワーク』メソッド 

全ての働く女性に、快適で心地よい人間関係構築のためのちょっとしたヒントをお送りします

公平すぎる上司

こんにちは、MARIです。

今日は、以前、企業の人事部で社員からの相談を受けていたいた時の話

を1つ。

 

半年ほど前に育休から職場復帰し、時短勤務をしていたAさんが、

出社するや否や「○○課長は育児中の社員への理解が全くありません!」と

駆け込んできました。

 

続けて、「子供が熱を出したときくらい、在宅勤務を認めてくれても

いいじゃないですか!Bさんは在宅勤務をしているのに、これって不公平です!」

と訴えてきました。

 

当時その会社では在宅勤務制度は導入していなかったのですが、なんでも、

Aさんによると、Aさんと同時期に育休から復帰したBさんは在宅勤務を

認められているとのこと。

これには私も驚き、まずはBさんの上司に事情を聞いてみることにしました。

 

すると、Bさん上司は在宅勤務をBさんに特別に許可していることを認めた

うえで次のように言いました。

「私も育児の経験があるから分かるんです。子どもって熱を出すたびに

休んでいると仕事がたまるいっぽうだし、あっという間に有休もなく

なるんです。

自分は元気なので家で仕事はできるのに、っていつも思ってました。

だから、確かに、Bさんばかりずるいと、ほかの部下からの不満もあるよう

ですが、今は育児で大変なBさんをサポートすべきだと思います」

 

次に、今回相談に来たAさんの上司にも話を聞いてみました。

するとその上司からはこんな答えが返ってきました。

「私にも子どもがいますし、妻も働いていますから、Aさんが育児で

大変なことはもちろん分かっています。お子さんのことで休みがちで仕事が

たまり大変なことも、有休のやりくりに苦労していることも理解している

つもりです。

でも、だからと言ってAさんだけに特別に在宅勤務を認めてしまえば、

今度は他の部下から必ず不満がでます。

どんな場合でも公平であるべきだと思います」

 

どちらの言うことも間違ってはいませんし、それぞれが部下を思って

判断していることが分かります。

でも、Aさんの上司は“公平”であることにこだわり過ぎた結果、

Aさんの置かれた大変な状況への“共感”が不足し、

Bさんの上司はBさんに過度に“共感”した結果、

全体とのバランスを欠き、社内の不協和音を生み出してしまいました。

 

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 【今日のポイント】

「公平」であることと「平等」であることは異なります。

行き過ぎた「公平」は、相手の立場や状況を無視し、機械的に同じ

扱いをする「平等」となり、不満を招く恐れがあります。

 

また「共感」と「同感」も異なります。

過度な「共感」は、主観の強すぎる「同感」となり、周囲に特別扱いと

映るなど職場の不協和音を生み出すもとになります。

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 Small Step Makes You Happy

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