ほんの少しの気づきで変わる あなたの『ハッピーワーク』メソッド 

全ての働く女性に、快適で心地よい人間関係構築のためのちょっとしたヒントをお送りします

怒りの受け止め方

こんにちは、MARIです。

 

働く皆さんのカウンセリングをしていて、最近以前に比べて増えてきているなあと

思うことがあります。

 

それは、ずばり…

「キレる」クライエントが多いということです

 

ご相談内容は職場であった嫌なこと、例えば…

上司に怒られたとか、

同僚から仲間外れにされた、

自分の意にそわない異動をさせられそうだ、

閑職に追いやられ、退職に追い込まれそうだ、

 

など様々なのですが、最初からなぜかとてもカウンセラーに

挑戦的な方が多いのです。

 

以前はどちらかというと、落ち込んで元気がなく、言葉数も少なかったり

自分を責めたり、自信を無くしている方が多い傾向にあったのですが、

この1年くらい、早口でとめどなくエネルギーいっぱいにお話しされ、

他罰的で「自分は悪くない、悪いのは向こう」というスタンスで、

話しているうちに怒りが徐々にカウンセラーに向くのか、

 

「ちゃんと聞いているんですか!?」とか

「さっきも言いましたよね!私の言うこと理解してます!?」とか

「そんなことを知りたいんじゃないんです!」とか

 

どんどん怒りの矛先がカウンセラーに向かってきて、

最後は怒りがMaxに達するのか、突如電話が切れるなんてこともしばしば…

 

もちろん、カウンセラーが十分にクライエントとの信頼関係(ラポール)を築けておらず、

相談者の不信感を招いたというのもあるかもしれませんし、

カウンセラーのこころの動揺や、あるいは「嫌だな」という気持ちが

相談者に伝わってしまったということもあるかもしれません。

 

でも、このようにキレるクライエントは、どのカウンセラーに対しても同じような態度を

とる傾向があります。

まるで最初から、カウンセラーに怒りを向けることを目的に相談をしてきたかのように…

実際、クライエントの中には、

「ここは愚痴を言うところですよね!私の話を聞くのがあなたの役割なんじゃないですか!」

という方もいます

 

確かにカウンセラーは話を訊くのが仕事です。

でもカウンセラーも人間です、そんな風に一方的に怒りをぶつけられると

正直結構きついこともあり、かなりダメージを受けてしまうカウンセラーもいます。

 

先日、そんな相談を終えてぐったりとしているカウンセラーを含めたカウンセラー数名で

話をする機会がありました。

「なんで、あんなに怒るんだろうね」

「あの怒りのエネルギーはどこから湧くんだろね」

など話していた中で、あるカウンセラーがふと、

「あのクライエントは、あとで怒っている自分が嫌になったりしないのかな」と

つぶやきました。

 

「私なら、理不尽に怒ってしまった自分、理不尽な怒りを向けてしまった自分を

後で恥ずかしく思うかもしれない…」

カウンセラーの一致した意見でした。

 

そして、「それでも怒りの衝動がおさえきれないのは、

誰かにぶつけずにはいられないやりきれない気持ちや誰にも分ってもらえない

もどかしさが強くあるからで、それをぶつけたくて相談してくるのかもしれない」

という結論に達しました。

 

なら、怒りをぶつけられた人にできるのは何なのか?

 

それは、

その怒りの裏にある「やりきれなさ」や「もどかしさ」に気付いて、

受け止めてあげることなのかもしれません。

 

その人の怒りはその人だけのものであり、怒りを共有することはできません。

怒りを真正面から受け止めることも、怒りを抑えることも、コントロールすることも、

やはり怒っている本人にしかできません。

 

でも、やりきれない気持ちやもどかしい思いを受け止めてあげることはできそうな

気がします。

「(そんなに怒るほど)上司に叱られたことがあなたには理不尽で、嫌な気持ちなんですね」

とか

「(そんなに怒るほど)あなたの頑張りを全然認めてもらえず、悔しい気持ちなんですね」

とか。

 

 

 

妻(夫)や恋人が何かに怒っていて、その場を取り繕うためにとりあえず謝ったら

「何が悪いと思っているわけ!?」とさらに怒られたり、

 

「まあまあ」となだめようとしたら、

「いったい誰のせいで怒っていると思ってるのよ!」と言われたり、

 

「でも、そもそもあなたが…」なんて自分の正当性を主張しようものなら

「もういい!」とキレられたこと、ないでしょうか?

 

これらは、なんとか相手の怒りを反らそう、抑えようとしている言動ですが、

どれも逆効果になっています。

 

むしろ、妻(夫)や彼女(彼)の「なんで分かってくれないの?」という“もどかしさ”に気付いて、

 

「ごめんね、気付かなくて」

「嫌な気分にさせてしまって申し訳なかったね」

 

と受け止めてあげれば、丸く収まる・・・

 

かもしれません

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Small Step Makes You Happy

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